「ネット証券はどこがいいの?」と迷っていませんか。2026年現在、ネット証券市場はSBI証券と楽天証券の「2強」体制がさらに強固になり、両社とも国内株式の売買手数料を完全無料化しています。本記事では、最新の公式データをもとに口座数・手数料・NISA・米国株・ポイント還元まで、初心者にもわかりやすく徹底比較します。
※本記事は2026年6月時点の情報をもとにした情報提供を目的とするもので、特定の証券会社・商品を推奨する金融アドバイスではありません。投信本数・銘柄数・IPO実績などの細目は集計時点により差異があるため、最終的な投資判断は各社公式サイトの最新値をご確認ください。
結論:ネット証券は「SBI証券」か「楽天証券」の2強で選べば間違いない

はじめに結論からお伝えします。総合力で選ぶならSBI証券、NISA口座数や使いやすさで選ぶなら楽天証券が有力です。主なポイントは以下の通りです。
- 総合評価:総合力ではSBI証券が1位、NISA口座数・利便性では楽天証券が1位の評価。
- 手数料の無料化:SBI・楽天・三菱UFJ eスマート・GMOクリックの4社が国内株式(現物・信用)を完全無料化。
- NISAは1人1口座:将来の非課税メリットを考え、総合力の高いネット証券での開設が安心。
- 米国株は専門性で選ぶ:銘柄数や為替手数料、24時間取引などはマネックス証券やmoomoo証券が独自の強み。
SBI証券 vs 楽天証券|基本スペックを徹底比較

ネット証券市場を牽引する2社の主要指標を比較します。口座数はSBI証券がグループ累計で約1,600万、楽天証券が証券単体で約1,400万超と、いずれも国内トップクラスの規模です。
| 比較項目 | SBI証券 | 楽天証券 |
|---|---|---|
| 口座開設数 | 約1,600万口座(2026年5月・グループ累計) | 約1,400万口座超(2026年4月・証券単体) |
| 国内株手数料 | 完全無料(0円) | 完全無料(0円・ゼロコース) |
| 外国株 取扱国数 | 9カ国(※ロシア株は売買停止中) | 6カ国 |
| 米国株 銘柄数 | 5,300以上(要公式確認) | 4,724(要公式確認) |
| 投資信託 本数 | 約2,600本(要公式確認) | 約2,550〜2,600本(要公式確認) |
| IPO実績(2025年) | 62〜63社(要公式確認) | 43〜44社(要公式確認) |
| 対応ポイント | V・Ponta・d・PayPay・JALマイル | 楽天ポイント |
| 銀行連携 | 住信SBIネット銀行・SBI新生銀行 | 楽天銀行 |
※ロシア株は2026年1月時点で売買停止中です。取扱国としてカウントされていますが、実際には取引できない点に注意してください。
SBI証券が向いている人
- 投資信託・外国株・IPOなど幅広い商品ラインナップを重視する
- 三井住友カード等でVポイントを貯めている
- 住信SBIネット銀行等の連携で金利優遇を受けたい
楽天証券が向いている人
- 楽天ポイントを日常的に使う楽天経済圏ユーザー
- 直感的に操作できるアプリ(iSPEED等)やUIを重視する
- NISA口座の利便性や預かり資産残高の実績を重視する
NISA(新NISA)の最新動向とおすすめ証券会社ランキング

2024年改正の新NISAは、2026年現在も資産形成の基盤として定着しています。主な特徴は次の通りです。
- 非課税期間の無期限化:恒久的に利益が非課税。
- 投資枠の併用:つみたて投資枠(年120万円)と成長投資枠(年240万円)が併用可能。
- 非課税保有限度額:1人合計1,800万円(成長投資枠は最大1,200万円)。枠の再利用も可能。
NISAおすすめ証券会社ランキング2026
- 楽天証券:NISA口座数は2025年12月時点で業界最多の700万口座、新NISA預かり資産残高は10兆円を突破。楽天カードのクレカ積立還元(0.5〜2.0%)が強力。
- SBI証券:総合力No.1。つみたて投資枠の銘柄数が最多クラス。三井住友カード積立でVポイント還元(0.5〜3.0%)。
- マネックス証券:クレカ積立(dカード等)の還元率が高く(最大1.1〜3.1%)、投資情報の質が高い。
- 三菱UFJ eスマート証券:au経済圏ユーザーに最適。Pontaが貯まり、MUFGグループの信頼性。
- 松井証券:15年連続「三つ星」のサポート体制。専門スタッフへの電話相談が可能。
手数料体系とコスト分析|完全無料は4社

ネット証券最大のメリットは「低コスト」です。2023年10月のSBI・楽天の無料化以降、手数料競争は極致に達し、SBI証券・楽天証券・三菱UFJ eスマート証券・GMOクリック証券の4社が国内株式を完全無料化しています。
国内株式手数料の2つの形態
- 1約定制:1回の取引ごとに発生。まとまった金額の取引向き。
- 1日定額制:1日の約定合計額で決定。少額の複数回取引向き。
| 証券会社 | 1約定制(10万/50万円) | 1日定額(100万円まで) | 備考 |
|---|---|---|---|
| SBI証券 | 0円 / 0円 | 0円 | 完全無料 |
| 楽天証券 | 0円 / 0円 | 0円 | 完全無料 |
| 三菱UFJ eスマート | 0円 / 0円 | 0円 | 完全無料 |
| GMOクリック証券 | 0円 / 0円 | 0円 | 完全無料(電話注文除く) |
| 松井証券 | — | 0円(50万円まで) | 25歳以下は無料 |
| SBIネオトレード | 88円 / 198円 | 0円 | 信用取引は一律0円 |
| DMM株 | 88円 / 198円 | — | 25歳以下は全額キャッシュバック |
外国株式(米国株)投資の選択肢

米国株は1株から投資でき、成長性と配当還元の高さで人気です。銘柄数・為替手数料・24時間取引など、ニーズによって最適な証券会社が変わります。
米国株おすすめランキングと特徴
- マネックス証券:時間外取引(プレ・アフターマーケット)に対応。分析ツール「銘柄スカウター」が強力。
- moomoo証券:米国株取扱数が業界最多クラス(約7,000銘柄)。手数料が割安で24時間取引に対応。
- DMM株:米国株の取引手数料が無料。米国株を国内信用取引の担保にできる独自サービス。
- SBI証券:為替手数料が0銭。米国貸株サービス(カストック)で保有するだけで金利が得られる。
- 楽天証券:米国株取引で楽天ポイントが貯まる・使える。米株積立サービスが充実。
米国株投資の注意点
- 為替リスク:円高・ドル安局面では資産価値が減少する可能性がある。
- 二重課税:米国で10%課税後、日本でも課税(上場株式等の配当・譲渡益は復興特別所得税を含め20.315%)。確定申告(外国税額控除)で還付可能。
初心者が証券会社を選ぶ5つの判断基準

迷ったときは、以下の5項目を基準に比較するのがおすすめです。
- 取扱商品の豊富さ:投資信託・国内株・外国株・IPOなど、将来の選択肢を広げられるか。
- 取引手数料:特にNISA以外の特定口座で取引する場合、無料化されているか。
- クレカ積立・ポイント還元:普段使うポイント(V・楽天・Ponta・d等)との親和性。
- 投信保有ポイント:持っているだけで貯まる制度(SBIの投信マイレージ、楽天の残高プログラム等)の有無。
- スマホアプリの操作性:チャートの見やすさや注文のしやすさ。
ネット証券と対面型証券の違い
資産運用の目的により、店舗型とオンライン型の使い分けが必要です。コストを最小限に抑えたいならネット証券が最適です。
| 項目 | ネット証券 | 店舗型(対面)証券 |
|---|---|---|
| 手数料 | 圧倒的に安い(または無料) | 高い(人件費・店舗維持費) |
| サポート | チャット・電話・WEB中心 | 担当者による個別アドバイス |
| 取引方法 | PC・スマホで自己判断 | 窓口・電話での相談・注文 |
| 主な会社 | SBI・楽天・マネックス等 | 野村・大和・SMBC日興等 |
相続や贈与を含む複雑な相談を対面でしたい、PC操作に強い不安があるといった場合は対面型も選択肢です。ただし手数料の差は長期の運用成績に直結するため、特別な理由がない限りネット証券が推奨されます。
まとめ:迷ったらSBI証券か楽天証券から始めよう
2026年のネット証券は、総合力のSBI証券と楽天経済圏・NISAの楽天証券の2強が中心です。どちらも国内株手数料は完全無料で、NISAやクレカ積立にもしっかり対応しています。
普段のポイントや銀行との連携で選ぶのが失敗しないコツです。Vポイントや幅広い商品ならSBI証券、楽天ポイントや使いやすさなら楽天証券。まずは気になる方の口座開設から、資産形成の第一歩を踏み出してみましょう。

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